コラム
亜鉛について・その⑦
皆様、こんにちは。
健康習慣クラブALIVEのトレーナー若月です(^^)/
毎週水曜日は『栄養』に関する情報をお伝えしてまいります。
皆様の生活に、ぜひお役立てくださいませ☆
前回に引き続き、今日も亜鉛についてです。
今日は亜鉛が不足してしまう要因を再度見てみます。
もともと体内においては微量ですが、そのわずかな量すら摂取できていないのが日本人です。
まず一つとして亜鉛が含まれていない食事ばかりしているということです。
前回書いた亜鉛を多く含む食材は、現代では意図的に選択しなければ食べることは少ないでしょう。
古代ではそれらが当たり前のように食べられていたのですが、
現代ではそうはならないということですね。
そして亜鉛の吸収を妨げるような物質を摂取していることです。
多種ありますが、代表的なものは食品添加物ですね。
添加物は本当に多くの食品に含まれていますから、
それだけで亜鉛不足になるのです。
亜鉛の吸収を高めるとされている、天然のビタミンA群が不足しているのも一つですね。
そして亜鉛を排出してしまう食性です。
これは何といってもアルコールです。
以前も書いたようにアルコールを代謝するのに亜鉛が大量に必要ですから、
毎日お酒を飲む人は亜鉛を摂取しなければなりません。
そして最後は粗悪な合成サプリメントを摂取している場合です。
薬局でも売られているようなサプリメントは全て危険なのですが、
特に鉄や銅などを合成で過剰摂取すると危険です。
亜鉛が結合すべき酵素にそれらが結合してしまうので、亜鉛が排出されるということです。
現代は普通に生活しているだけで亜鉛不足になります。
改善できる点はたくさんありますので、ぜひ何か一つでも取り入れて下さいね。
それでは今日はこの辺で!
また来週☆
亜鉛について・その⑥
皆様、こんにちは。
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毎週水曜日は『栄養』に関する情報をお伝えしてまいります。
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先週に引き続き亜鉛についてです。
今日は亜鉛を摂取する方法ですね。
実は亜鉛は動物性食品に比較的多く含まれています。
1位は断トツで牡蠣です。
牡蠣は亜鉛と、そしてグリコーゲンという多糖類の含有量が最も多く、
非常に優れた食材です。
調理法に注意しながらも、頻繁に摂取していただきたい食材なのです。
それ以下は、
・アワビ
・豚レバー
・かぼちゃの種
・チーズ
・イワシ
・ピュアココア
・松の実
・マイタケ
・イワシ
などの食材が亜鉛を多く含む食材です。
この中ではレバーやチーズはお勧めできませんから、
それ以外の食材で摂取することがおススメですね。
ピュアココアは抗酸化作用も高く、身体を温める為女性にはおススメです。
砂糖が入ったココアはだめですよ(笑)
これらの食材を知っておくことは大切ですが、
亜鉛のために食材を決めるのも疲れますね(^^;)
私も良質なサプリメントで摂取しています。
実はALIVEでも購入していただくことが出来ますので、
自分が亜鉛不足かもしれない、という方は若月までお声掛けください。
まぁ、私も含めてほとんどの日本人が不足しているのですが。。。
来週は亜鉛が不足する原因をもう少し深く見てみます。
それでは今日はこの辺で!
また来月の水曜日に☆
亜鉛について・その⑤
皆様、こんにちは。
健康習慣クラブALIVEのトレーナー若月です(^^)/
毎週水曜日は『栄養』に関する情報をお伝えしてまいります。
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先週に引き続き亜鉛についてですね。
その働きは重要なものが多いのですが、
だからこそ不足させてはいけません。
今週は不足すると引き起こされる症状を羅列します(笑)
ぜひご参考に☆
・知覚障害(味覚・嗅覚の異常、視力の低下、白内障)
・成長障害(低身長、体重増加不良、性腺発達障害)
・湿疹、皮膚炎、口内炎、脱毛
・貧血、食欲不振
・骨粗鬆症
・免疫力低下
・慢性肝疾患、肝硬変の悪化
・糖代謝異常
・情緒不安定、記憶力低下、うつ病のリスク向上
・性機能障害、不妊症、性ホルモンの減少
→男性:精子数減少、ED、前立腺障害、男性更年期障害
→女性:卵巣機能不全
などなど、これだけの症状が引き起こされるリスクが上がります。
次週はどうすれば摂取できるかをお伝えしますが、
減らしてしまう原因を再度ご確認いただき、それらを避けるようにお願い致します。
それでは今日はこの辺で!
また来週☆
亜鉛について・その④
皆様、こんにちは。
健康習慣クラブALIVEのトレーナー若月です(^^)/
毎週水曜日は『栄養』に関する情報をお伝えしてまいります。
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さてさて、今週も先週に引き続き亜鉛の働きについてです。
亜鉛もマグネシウムに次いで重要なミネラルです。
先週は抗酸化酵素をサポートする働きについて書きましたね。
今日は遺伝子の働きを助けているというお話です。
少し難しいですが、
遺伝子の本体でもあるDNAは、RNAというたんぱく質へと転写されますが、
そのときに目印として働いているのが亜鉛のたんぱく質です。
DNAの膨大な情報からたんぱく質を生成しているのですが、
あまりにも膨大すぎて生成できないわけです。
ですから少しでもスムーズにたんぱく質を生成するために、
その情報を要約したものがRNAです。
この要約を転写と言うのですが、複雑な構造を正確に転写するための目印として、
亜鉛たんぱく質は働いているのです。
この亜鉛たんぱく質のことをジンクフィンガーたんぱく質と言い、
亜鉛が不足するということは転写のプロセスが失敗してしまう可能性があります。
転写できないということはたんぱく質を生成できないということですから、
これは結果的に大きな病気に直結します。
以前も書きましたが、たんぱく質において最も重要なのは体内で生成することであって、
食べ物から摂取することではないのでしたね。
体内生成においても大切な役割を果たしているのが亜鉛ということです。
また、亜鉛はDNAそのものを合成するDNAポリメラーゼや、
RNAを合成するRNAポリメラーゼなどのサポートもしています。
これらも非常に重要度が高いので、亜鉛不足にならないようにしましょうね(^^)/
それでは今日はこの辺で☆
また来週!
亜鉛について・その③
皆様、こんにちは。
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毎週水曜日は『栄養』に関する情報をお伝えしてまいります。
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先週に引き続き亜鉛について触れてみます。
前回少しだけ活性酸素について書いたのですが、
亜鉛はその活性酸素を代謝する酵素を補助しています。
活性酸素についてはいずれ細かく書きますが、
増えすぎては困る物質です。
それをカラダはしっかり無効化する機能を備えているのですが、
その代表的な酵素の補助が亜鉛です。
正確には亜鉛と銅が組み合わさって酵素を助けているのですが、
他のミネラルでは代用できないタイプです。
ALIVEでお勧めしているマグネシウムでもできないわけですね(^^;)
活性酸素が増えすぎると身体が酸化する、簡単に言えば老けてしまうわけですが、
それを抑えてくれるのがその酵素です。
その要となっているのが亜鉛ですから、亜鉛不足は危険ですね。
毎日酒を飲んでいる人が老けやすい、もしくは病気になりやすいのはそのためです。
先週も書きましたが、アルコールは亜鉛の無駄使いになるからですね。
このように亜鉛は酵素の補助としての機能が非常に高く、
マグネシウムに次いで多くの酵素を助けています。
来週は遺伝子の発現に亜鉛が関わっているお話です。
それでは今日はこの辺で!
また水曜日に☆
亜鉛について・その②
皆様、こんにちは。
健康習慣クラブALIVEのトレーナー若月です(^^)/
毎週水曜日は『栄養』に関する情報をお伝えしてまいります。
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さてさて、今週は亜鉛が不足してしまう原因についてです。
先週は亜鉛の働きを一部見てみましたが、
それを裏返せば不足の原因も見えてきます。
何といっても一番の原因はアルコールです。
アルコールは毒ですから、それを無毒化しなければなりませんね。
その働きをする物質がアルコール脱水素酵素という酵素です。
酵素は働くためのミネラルやビタミンを要することが多いのですが、
アルコール脱水素酵素は亜鉛を補酵素としています。
つまり、アルコールを分解するために亜鉛は使われてしまうということですね。
毎日お酒を飲むのは非常に危険な行為ですが、
亜鉛が不足するという観点からも絶対に避けるべきでしょう。
そして老化の原因となる活性酸素が身体に生まれるとき、
亜鉛は不足します。
活性酸素について後日触れますが、
・動物性たんぱく質
・電磁波
・アルコール、たばこ
・添加物、保存料
・心的ストレス
・過剰な運動
・服薬
などによって増える悪性物質です。
これらを代謝する酵素も、亜鉛を補酵素としています。
体の中では常に活性酸素が生まれていますから、
亜鉛は常に使われ続けているということなのですが、
活性酸素を生むようなことばかり続けていると亜鉛不足になります。
これもほんの一部ですが、生活習慣を変えるだけでも亜鉛不足は防げますからね。
ぜひお気を付けください!
それでは今日はこの辺で!
また水曜日に☆
亜鉛について・その①
皆様、こんにちは。
健康習慣クラブALIVEのトレーナー若月です(^^)/
毎週水曜日は『栄養』に関する情報をお伝えしてまいります。
皆様の生活に、ぜひお役立てくださいませ☆
さてさて、今週から亜鉛というミネラルについて書いていきます。
亜鉛と言われてもピンとこない人の方が多いかと思います、
現代においてはマグネシウムについて摂取量を増やすべきミネラルです。
もちろん亜鉛をサプリメントで摂取されている方もいらっしゃるでしょう。
食材にも気を使っている方もいますね。
ここではいつも通り亜鉛を摂取するためには、という観点でお話することが多いですが、
大切なのはカルシウムやマグネシウムと同様に、
ほかのミネラルとのバランスです。
亜鉛を優先した食生活を送るべき、ということでは決してありませんので気をつけてください。
まず亜鉛の働きですが、有名なのは、
・アルコールの分解
・味覚の調整
・男性生殖器の機能改善
などでしょうか。
亜鉛は非常に多くの酵素の補酵素として働いていて、
その量はマグネシウムに次いで二番目です。
良質な亜鉛であれば多めに摂取しても問題はありません。
それどころか現代人は多めに摂取して良いくらいですね。
先に挙げた効果に加えて、
・DNAからたんぱく質を生成する
・抗酸化酵素の補酵素になる
という働きは特に注目すべき点です。
もちろん不足すればその機能が低下するということです。
来週からは何故不足するのか、まずは見てみましょう。
それでは今日はこの辺で!
また水曜日に☆
カルシウム・まとめ☆
皆様、こんにちは。
健康習慣クラブALIVEのトレーナー若月です(^^)/
毎週水曜日は『栄養』に関する情報をお伝えしてまいります。
皆様の生活に、ぜひお役立てくださいませ☆
さてさて、今週も先週に引き続きカルシウムついてです。
非常に重要である分、体内ではほかのミネラル(主にリンとマグネシウム)とのバランスが良い状態を保つべきですね。
改めて確認しておくと、カルシウムが過剰になると悪い反応が連鎖的に起きてしまい、
・動脈硬化
・心疾患
・腎結石
などの血管の石灰化からの疾病にかかります。
重要なカルシウムですが、摂取よりもほかのミネラルとのバランスを最も重要視してくださいね。
間違っても乳製品やサプリメントでカルシウムを補給しようとは思わないでください。
不健康になってしまいますので。
実際にカルシウムをサプリメントで摂取している人とそうではない人の比較研究が幾度も行われていますが、
摂取した人たちの心血管性の心臓発作を引き起こす確率が86%も増加することが判っています。
現代人の食性は乱れに乱れていますから、
普通の食事を摂っていて、さらにサプリメントでカルシウム単体を摂取してしまえば、
確実に病気になるリスクが上がります。
これまでお伝えしてきたポイントを参考に、
カルシウムのとらえ方を変えていただければと思います。
それでは今日はこの辺で!
次回からは亜鉛について書いていきます。
また水曜日に☆
添加物多くとっても☆
皆様、こんにちは。
健康習慣クラブALIVEのトレーナー若月です(^^)/
毎週水曜日は『栄養』に関する情報をお伝えしてまいります。
皆様の生活に、ぜひお役立てくださいませ☆
さてさて、今日も先週に引き続きカルシウムについてですが、
カラダを酸性に傾けてしまうというリンをご紹介しましたね。
リンは保存料に使用されますから、
食品添加物が使用される食品に多く含まれています。
ネットから画像をお借りしたのが以下ですが、
じっくりご覧になってください。
ひどいものですね。。
皆様、これ食べたいですか??
これらの添加物を中和するためにもカルシウムが使用されて、
そして脱灰を引き起こします。
さらには最も解毒作用の高いマグネシウムというミネラルも大量に使用されてしまいますので、
ますます脱灰は進むのです。
こういう食品ばかり食べていると、
骨粗鬆症や動脈硬化などを引き起こします。
コンビニ弁当は非常に危険であることは幾度もお話してきましたが、
実態を見るとその恐ろしさが判るかと思います。
ぜひお気を付けください!
それでは今日はこの辺で!
また水曜日に☆
カルシウムについて・その⑤
皆様、こんにちは。
健康習慣クラブALIVEのトレーナー若月です(^^)/
毎週水曜日は『栄養』に関する情報をお伝えしてまいります。
皆様の生活に、ぜひお役立てくださいませ☆
さてさて、先週はリンを多く摂取するとカルシウムが各臓器や動脈で石灰化を起こしてしまうということを書きました。
非常に危険な状態です。
では、なぜリンを多く摂取してしまうとカルシウムが石灰化するのでしょうか。
簡単に説明すると、リンは酸性の性質です。
リンが大量にカラダに入ってきてしまうと、体全体が酸性に傾くわけですね。
体内は各所でph値は異なりますが、
基本的には弱酸性であることが望ましい部位が多い。
となると、体全体が酸性に傾いては困るのです。
それを中和するために登場するのがカルシウムです。
カルシウムはアルカリ性ですからね。
よく売られている飲料水にアルカリイオン水というのがありますが、
単にカルシウムが溶けてイオン化しているだけです。
酸性に傾きすぎた体内をカルシウムによって中和するために骨からカルシウムを溶かして体内に送るのです。
この骨からカルシウムが溶け出すことを脱灰と言います。
脱灰が起きてカルシウムが全身に行き渡り、体内濃度を調整するわけですが、
もちろん血液に乗って各臓器に送られていきます。
しかし、リンがあまりにも多い現代、血液中のカルシウム濃度が高くなり、
血中で石灰化を起こすのです。
これが血中の脂肪酸やマクロファージの死骸などと結合してしまい、
動脈硬化の原因になるのです。
まずはリンを過剰摂取しないことですが、
カルシウムだけが多く含まれている食品を摂取してはいけない理由でもあります。
それでは今日はこの辺で!
また水曜日に☆